カールスバッド洞窟群国立公園

この夏、世界遺産、ニューメキシコ州にある「カールスバッド洞窟国立公園」へ行ってきました。

カールスバッド洞窟群国立公園は、洞窟のある深さ・空間の広さにおいて世界最大級で、1995年に世界遺産にも登録されました。最深部で地下478m、ビルにすると高さ87階分！最寄の大都市はテキサス州のエルパソになります。エルパソから国立公園までは150マイル程度で、時間にして3時間くらいで到着します。
注意：エルパソ空港からフリーウェイに乗り暫くしてテキサス・ニューメキシコの州境で検問があります。入国審査まではいかないもの、外国人はパスポートとビザの提示を必ず求められますので忘れずに持っていってください。

洞窟への入口は丘の上にあり、地上は何の変哲もない景色が広がっています。この日は夏だということもあり、ニューメキシコは100度近くまで上がり暑かったです。しかし洞窟内は一年を通じて13℃前後で一定です。念のためジャケットなどを持参したほうが良いかと思います。

今回参加したツアーは2つ。Kings Palace Tour / Natural Entrance Tourです。 キングスパレスツアーは所要時間90分ほどのレンジャーガイドツアー。ツアーでなくては入れない場所に行くことができます。鍾乳洞ができるまでの様子を聞いたり、光のない世界を体験することができます。

ある一定の場所に着くとレンジャーが洞窟内の照明を消し、静かすると、暫く暗闇、無音の世界を体験する事が出来ます。

この写真は何に見えますか？真ん中に居るのは「はにかみ屋の象さん」その名もBashful Elephant。可愛いですよ。

さて今回の旅行で楽しみにしていた「Natural Entrance Tour」をご紹介致します。これは、250mの地底まで下るルートです。ずっと下りとはいえ、歩く距離にすると1マイル(1.6km)もあり、時間にすると約1時間。自然の驚異ですね！こちらが入り口。
夏から秋のシーズンには、夕暮れ30分後に35万匹のこうもりが餌を求める為に洞窟から出る大飛翔を見ることが出来ます。 （you tubeより抜粋）

今回はあいにく午後から雷雨と天気予報に書いてあって見れないかなと思っていましたが運良く雨が降る前に出てきてくれました～！凄い迫力です。

ここから写真を数枚ご紹介致します。

こちらは地底250mにあるレストラン。

是非世界遺産のカールズバット洞窟、目で見て自然の驚異を味わってみてください。